漫画「黒博物館 ゴーストアンドレディ」が面白い件
こんにちは。
最近、「何十冊もある漫画を集める」なんてできなくなってきた僕です。
「それなら5巻以内に完結する漫画を読めばいいじゃない!!」(謎の声)
!!!!
ということで、ネットで評判の良い本を探して出会ったいくつかの漫画。
その中の1個が標記の漫画の前作「黒博物館 スプリングガルド」でした。
「なんかGWセールで20%引きになるし買っちゃうかー!」
…前置きが長くなりましたが、そんなこんなで手に取った漫画です。
この漫画、ナイチンゲール(戦時中、劣悪な環境下にあった医療現場の改善のために、奮闘された女性。)と幽霊の恋の物語りです。
まるで劇のように、「絶望」した瞬間に殺すことでエクスタシーを感じる決闘と観劇好きの幽霊は、
彼女が絶望する瞬間を待って彼女と供にするようになります。
しかし、幽霊の手助け(より深い絶望を生むため)もあったりもするんですが、
酷い環境の中でも彼女は強く希望を持ち続け、人々を救っていきます。
やがてそんな彼女に惚れた幽霊は彼女を守るために闘うようになります。
そして彼女もそんな幽霊のことを好きなる…というのが基本的な骨格です。
片方が幽霊ということを除けば、かなりベタなラブストーリなのですが、
それを(たぶん現実にかなり忠実?な)当時の医療現場の劣悪な環境の描写が支えていて、ナイチンゲールの伝記を読んでいるような気分にさせてくれます。
ラストは、ぜひ読んでみて確かめてもらいたいですが、かなり感動しました。
1作目も面白かったのですが、この作品の方がオススメです。
(この作品から読みはじめても違和感なく読めると思います)
以上です。