設定にやられた!ちょっと変り種な面白い映画を5つご紹介

きみがぼくを見つけた日


きみがぼくを見つけた日(字幕版) (予告編)

1991年、シカゴのニューベリー図書館英語版に務める28歳のヘンリーは、20歳のクレアと出会う。ヘンリーにとっては初対面だが、クレアは幼い頃からヘンリーを知っており、この日(リアルタイムのヘンリーに会う日)をずっと心待ちにしていたのである。

ヘンリーは(自覚している限り)5歳の頃から、自分の意思とは関係なくタイムトラベルしてしまう体質の持ち主だった。クレアと話すうち、どうやら未来の自分がクレアの過去に何度も現れており、2人は結婚する運命にあるのだとわかる。

出典元:wikipedia

誰もが憧れる特殊能力、タイムトラベルを遺伝的な病気として取り扱った視点にやられました。

特殊能力ではなく、病気ですから「いつどこにトラベルするか。」自分の意識ではコントロールできませんし、なんと服まで置いていかれます。

トラベル先でまずやらなければいけないことが”服の確保”という・・・笑

子供にも遺伝するので、出産には困難もあり、その様子も劇中で描かれます。

夢のようなタイムトラベル能力に、もし代償があったら・・・その代償のひとつの形が本作で描かれています。

 

 

ガール・オン・ザ・トレイン 


『ガール・オン・ザ・トレイン』 予告編 95秒

職を失ったレイチェル・ワトソンはあてもなく電車に乗り続ける日々を送っていた。レイチェルは電車の窓から別れた元夫、トムの新しい生活や近所のヒップウェル夫妻の暮らしぶりをのぞき見ていた。レイチェルにとって、ヒップウェル夫妻は理想の夫婦に見えた。

トムと結婚生活を営んでいた頃、なかなか妊娠できないことへの焦りから、レイチェルは酒浸りになってしまった。過度のアルコールを摂取し続けた結果、レイチェルは自覚のないままに暴れるようになってしまった。さらに酷いことに、レイチェルはトムの上司の家で大暴れしてしまい、トムが解雇されるに至った。

出典元:wikipedia

ついつい飲みすぎてどうも記憶が曖昧・・・友達に昨日のことを聞いて「私、昨日そんなことしちゃったの!?」なんていうエピソード、お酒好きなら誰もが一度は経験したことあると思います。

本作ではアルコール中毒の女性の現在と過去を交互に描きながら、徐々に「真実」が描かれていきます。そして最後にたどり着いた真実とは・・・

脚本には賛否両論あった本作ですが、主演のエミリー・ブラントの演技には高い評価がされています。 

 

バニラ・スカイ


Ferrari 250GTO down Manhattan

殺人容疑で逮捕された仮面の男・デイヴィッドと、精神分析マッケイブの取り調べ室での会話を軸に、ストーリーは進む。

出版界の王様と言われていたデイヴィッドの父・デイヴィッド シニアが交通事故で死亡し、父の経営する大手出版社の株式51%を引き継いだ富豪で若き実力者でプレイボーイのデヴィッドは、自分の誕生日パーティーで親友・ブライアン恋人ソフィアに一目惚れしてしまう。それに気付いたデイヴィッドのセックスフレンド・ジュリーは、嫉妬のあまり彼と共に自動車事故による無理心中を図ろうとするが、未遂に終わる。

運転していたジュリーは死亡し、助手席にいたデヴィッドも重体で3週間の昏睡から目覚めると、ハンサムだった彼の顔は、事故のせいで見るも無惨なものになっていた。この事故を契機に、デヴィッドの部下7人の老いた重役たちは会社を乗っ取ろうと策略するが、醜くなった顔のせいでデヴィッドの性格も段々と歪んでいく。

引用元:wikipedia

お金があって、イケメンで、当然女にもモテる。そんなイケイケな主人公がある日、恋人の嫉妬で交通事故にあい、自慢の顔が歪んでしまいます。

なにひとつ不自由のなかった人生が終わり、彼は今ままでの人生で感じたことのなかった劣等感を自分の容姿に感じるようになります。次第に彼は夢の世界に逃げ込むようになり・・・

夢の世界と現実の世界が交互に描かれた不思議な映画です。

イケイケだった主人公はトム・クルーズが演じていますが、イケイケなのに嫌味が出てこないところが彼の凄いところですね。ペネロペ・クルスキャメロン・ディアスと著名な女優さんと共演をしています。

 

フォーン・ブース


Phone Booth Theme

電話の男は「電話ボックスから一歩もでるな」と言い、スチューの名前は勿論事細かに彼の個人情報をあげつらった。男は自分を過去にスチューといざこざがあった売れない役者だという。男は今電話していたパムやスチューの妻に電話をするように立て続けに要求する。

引用元:wikipeida

スナイパーによって電話ボックスに閉じ込められた男の物語。本当に映画ほぼ全編通して、 ニューヨークの電話ボックスのみが舞台になっています。笑

電話ボックスから舞台が移らないのに、不思議と飽きずに見れてしまった映画。

ラストはやや不思議な終わり方で賛否両論あったようです。しっかりとしたエンディングを求める方にはあまりオススメできないですが、「電話ボックスだけを舞台にどうやって映画にするの?笑」って好奇心で見るには凄くオススメです。

 

フライト・ゲーム


Non-Stop - Trailer

飛行機大西洋上空に到達した頃、マークスの携帯電話に差出人不明のメールが入る。そのメールには「指定の口座に1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺害する。」という恐ろしい内容が記されていた。ただのイタズラとは思えない内容に危惧の念を抱いたマークスは、独自に捜査を開始するが、彼をあざ笑うかのように次々と犠牲者が出てしまう。 

引用元:wikipedia

 

「金を払わなければ、誰かが死んでいく。」なんているサスペンス好きをワクワクさせる設定の今作。そのワクワク感を裏切らない王道的なエンディング、主演のリーアン・ニーソンの渋い演技にも注目です。

 

以上、今回は設定の視点が面白かった映画を5つご紹介しました。

なんとなくですが、今後も何かテーマ毎に映画を紹介する記事をかければな…と思っています。

それでは、また!